先生とあたしの恋
恭介side
ガチャン…
疲れた……
「お帰り、恭介、どうだったの?」
「ただいま……姉貴…」
「恭介、あんた、その顔…」
「あぁ、別れてくれって言ったら、一発パシン!と……
俺が悪いから、自業自得だよ。」
「恭介、ホント、あんたって子は…」
「それより、藤井は?」
「あ、今はグッスリ眠っているよ。熱もだいぶ下がったみたいだし。」
「そう、ありがとう、姉貴…」
「いいよ、それよりも、沙織ちゃんに付いていてあげたら、沙織ちゃん、きっと寂しい想いしていると思うから…」
「うん、分かった……ありがとう」