先生とあたしの恋



いや……違うか……

先生だから、俺

何も、出来ないんだよな……









けど…



今なら


少しだけ



お前に触れていいか…?



眠っている

藤井の頬に手を添えた……


柔らかい肌…


白くて透き通る
その肌に


俺は、触れてはいけないのかもしれない……


だけど


今だけ……




ごめんな…藤井…


こんな奴がお前の担任で……


ごめんな…




< 187 / 423 >

この作品をシェア

pagetop