先生とあたしの恋


……と、調子に乗ってると


飛んできたボールをレシーブしようとして


ズルッと足を滑らせて転んでしまった!

「イタっ」


左足首に、痛みが走った。


「大丈夫か!?藤井」

先生がすぐに飛んで来てくれた!


「大丈夫です。ただ滑っただけですから。」

何事もなかったように、すぐに立ち上がった。


「本当か?ちょっと、見せてみろ。」


なっ!?冗談じゃない!


先生に足触られたら

あたしが先生好きなの分かっちゃうくらい



顔、真っ赤になっちゃうよ!



それに、足とか見られるの恥ずかし過ぎるじゃん。



靴下の匂いとかも、気になるでしょう?

そんなの、恥ずかしくて、絶対にイヤ!



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