先生とあたしの恋

「先生、ホントに大丈夫ですよう。ホラ」

そう言って、軽くジャンプしてみた。

ピョンピョンって、飛び上がる


うん、大丈夫。

痛みは消えてる。



「ホラ、先生。大丈夫でしょう」


「そうか?それならいいが、余り無理しないようにしておけよ。」


「はい。先生。分かりました。」


「よし。」

先生は、納得してくれたみたいで、

「じゃあ、練習終わり、さぁ~試合、頑張ろうなぁ~」

って、まるで、自分も、あたし達と同じ、生徒みたいな感覚で

みんなと一緒に盛り上がってる。




そんなところも


大好きだったりするんだよね。



生徒と、同じ目線で物事を考えてくれているところが


カナリ好き





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