先生とあたしの恋

「いいえ、先生。大丈夫ですよ」

なんて、平静を装い言ってみる。


内心 心臓 爆発寸前…。


「あぁ~……」


あれ?なんだか先生、困った顔しているみたい…どうしたのかな?


頭、ポリポリ掻いているし…


「実はなぁ~、藤井…」

「はい」何だろう?

「ちょっと、藤井に話したい事があって……」

「なんですか?」



「………」


どうしたんだろう?

先生…急に黙り込んで、何か考えている……。


「あのなぁ~…」


「はい?」


どうしたんだろう?先生の顔が少し赤くなってきた…。


「あのなぁ~先生、実は藤井に…」


「はい?」


なに?急に真剣な顔になったよ!?



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