先生とあたしの恋

「ちょっと、ごめんな」って言って

靴下、少し下げる先生。

あたしの心臓は爆発寸前。

ソォ……っと、優しく触りながら、

「骨には異常はないみたいだな。良かったよ。余り無理をするんじゃないよ、藤井。痛い時は、痛いって言えばいいんだから。」


「はい。すみませんでした。」



ウッ…あたしのバカ。






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