先生とあたしの恋
鏡でチェックして髪をセットして

キャラメル色のフェイクファーを羽織り

時計を確認。


只今の時刻 9:50


「いけない!遅れちゃう!」


急いでバックを片手に階段を駆け下りて

リビングにいる、お父さんとお母さんに

「いってきます」と顔を出した。

2人共

元気な顔で「いっておいで」と言ってくれた。



その顔に安心して


「いってきます!」と笑顔で言って



玄関で、ブーツを履いて


家を出て、待ち合わせの公園に向かった。





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