先生とあたしの恋

「じゃあ、出発しようか」

「はい。」


「クス…」

「えっ…?」

笑われた?あたし、何かおかしい?

「そんなに緊張しなくていいよ。いつもの様にいこうよ。

藤井がそんなに緊張したら、俺まで緊張しちゃうから」


「あ、はい。すみません。」


「敬語、使わなくていいよ。今は、先生と生徒じゃないんだからさ」


ドキン!



その言葉で、あたしの心は異常反応して

まるで、茹で上がったタコみたいに

顔が真っ赤になってしまった。


頬が…熱い!






< 339 / 423 >

この作品をシェア

pagetop