先生とあたしの恋
「もう、沙織、早く、先生の背中に掴まんなさいよ!!」
あたしがずっと、モジモジしてるの見かねたメグちゃん。
あたしの背中をポンと押した!
反動で、先生の背中にボスン。
ウッワァ~~~!!って思ってたら
あたしの両足膝の裏、ガシッと、長い腕回して挟むと
「いいか、シッカリ捕まっているんだぞ。」
そう言われても…
ただでさえ、こんな密着してるのに…掴まるなんて…
「ほら、早く、落ちてしまうぞ。」
もう、どうにでもなれ!!
あたしは、ソォ~と、先生の肩に腕を回してみた…
先生の髪…シャンプーのいい香り…
「いいか、立つぞ。」って言って、立ち上がった!!