先生とあたしの恋

恭介side






ガチャン…


何も考えられないまま


自分の部屋の帰ってきた俺は


何も手につかず…



ただ


ため息ばかりをこぼしていた…





イヤ…どこかで覚悟していたはずだ…


脳梗塞で倒れたんだ…麻痺が残る確率だってある事ぐらい分かっていたはずじゃないか…



だが…藤井が俺のそばから居なくなる事なんて



考えてもいなかった…


イヤ…


どこかで予測はしていたはずだ…



ただ…認めたくなかった…



そう…認めたくなかったんだよ…






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