先生とあたしの恋
藤井の髪に、そっと触れた…
サラリと落ちていく髪のように
そのまま、藤井を押し倒した…
見つめ合い…唇を重ねた…
もう…先生でいる必要はない…
藤井は、俺の生徒じゃない…
唇を離し
「いいのか?」
と聞くと
「うん…」
と小さく頷いた…
藤井の体を抱き上げて
寝室に向かい
そのまま…ベッドの上に…
服を脱がせ…
重ねなり合う唇と
初めて見る
藤井の…沙織の白い肌を
唇と指で感じながら…
藤井の甘い声を聞きながら…
「沙織…愛してる…ずっと…ずっと沙織だけを…愛するよ…」
「せ…ん…せい…」
「もう、先生じゃないよ…」
「きょう…すけ…さん…」
「恭介でいいよ…沙織…」