先生とあたしの恋
「けど…」
「もう、いいよ。もう、オレの事は、キレイサッパリ忘れてくれ!」
「草太…」
「また、明日からは、普通の同級生でいようぜ。」
「友達?よね」
「あぁ、友達だよ。うちのクラスで、お前と1番付き合いながいの、オレだもんな。
オレにとっても、お前は、大切な友達だ。」
「草太、カッコいいね」
「なに?今頃、気づいたの?お前、ヤッパリ、鈍いな。」
「なによ!?」
「ホントの事じゃねぇ~か!あぁ~あ…
こんな、鈍い女、4年間も好きだったなんてな…
オレの青春、返してくんない?」
「えっ?無理だから。」
「お前なぁ~」
「アハッ、ごめん、ごめん。」