イケメンhomeless
薫ちゃんからの告白
家に帰り着くと

薫ちゃんは部屋着に着替えた

今日はアタシの

親に会うのと着慣れない

スーツで疲れたのだろう

『あ~やっぱり家は落ち着くね

俺 今日は

緊張しまくりだったし』


「そんな風には見えなかった

凄くカッコよかったよ」


チキン南蛮弁当を2人で

食べながら話をした


薫ちゃんは食べ終わって

ベランダに出て煙草を吸ってた


アタシが食べ終えるのと同時に

ベランダから戻ってきて

冷蔵庫から紅茶を取り出し

2つのコップに注ぎながら


『大事な話がある』と真面目な

顔をしてアタシの前に座った

アタシはお弁当の空箱を

片付けて椅子に腰掛けた


「大事な話って?」


そう言うと

薫ちゃんが言い始めた


『まだ付き合い始めて

間もないけど・・・

渚が20歳になると俺は27歳

もしも2年後にお互いの

気持ちが変わらなければ

俺と結婚してくれないか?』


アタシは笑顔で答えた

「はい!」



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