イケメンhomeless
お墓参り
車を決めて1ヶ月ほど経った
夏も終わりの頃
家に車が納車された
その週末に
薫ちゃんとアタシは
両親のお墓参りに向かった
お墓は高台の
見晴らしの良い所にあった
『親父 御袋
遅くなって ごめんな
渚を連れて来たよ』
薫ちゃんは
墓前に向かってアタシのことを
紹介してくれた
アタシは頭を下げながら
「写真では見たけど
1度は会ってみたかったな」と
呟いた
お墓の後ろを見ると
薫ちゃんの両親の
亡くなった日が記されてあった
アタシは薫ちゃんと出逢って
一緒に暮らして
好きになって
毎日、楽しい日々を送った
でもアタシには
寂しいことがある
それは
薫ちゃんの両親に
会えないこと
薫ちゃんは励ますように
『いつも2人並んで
上から見てるよ』と
言ってくれるけど
その言葉を言う薫ちゃんは
微笑みながら寂しそうだった
夏も終わりの頃
家に車が納車された
その週末に
薫ちゃんとアタシは
両親のお墓参りに向かった
お墓は高台の
見晴らしの良い所にあった
『親父 御袋
遅くなって ごめんな
渚を連れて来たよ』
薫ちゃんは
墓前に向かってアタシのことを
紹介してくれた
アタシは頭を下げながら
「写真では見たけど
1度は会ってみたかったな」と
呟いた
お墓の後ろを見ると
薫ちゃんの両親の
亡くなった日が記されてあった
アタシは薫ちゃんと出逢って
一緒に暮らして
好きになって
毎日、楽しい日々を送った
でもアタシには
寂しいことがある
それは
薫ちゃんの両親に
会えないこと
薫ちゃんは励ますように
『いつも2人並んで
上から見てるよ』と
言ってくれるけど
その言葉を言う薫ちゃんは
微笑みながら寂しそうだった