イケメンhomeless
「私もいつか

渚ちゃんと薫ちゃんの

赤ちゃん抱きたいな」


桜子さんに目の前で言われて

アタシは照れた


「渚ちゃんは薫ちゃんとまだ

清い付合いだったわね

でも今日の先生の話聞いて

薫ちゃんの考えてること

分かったんじゃない?」


アタシは頷いた


確かに同棲して

もう半年以上が経つけど

薫ちゃんは腕枕してくれて

KISSするだけで

その先へは進んでない

寂しい気持ちもしたけど

それだけ薫ちゃんは

真剣に考えてくれてるのかもね


アタシは夕食の

支度をしながら

桜子さんと雛子の

連絡を待ってた



『ただいま』


「おかえり~」


「お邪魔してますぅ~」


『桜子・・・

また来てたのか?』


「いいじゃない 

今日は特別なんだから 

ね!渚ちゃん」


「うん 雛子からの

連絡待ってたの」


『雛子ちゃん何かあった?』

アタシが言葉に詰まってると

桜子さんが話し出した


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