イケメンhomeless
「薫ちゃん!」
アタシが声を掛けると
繋いでた手に力を入れて
握り返してきた
その反応を見てた
父さんが医師を呼びに行った
アタシが泣いてると
薫ちゃんは
アタシの涙を指で拭ってくれた
『渚・・・泣かないで』
薫ちゃんは
震える小さな声で呟いた
『俺 夢見てた
渚が近づいて来るんだけど
俺は動けなくて
何かに縛られてるように
体が動かなくて』
「アタシも同じ夢見たよ
薫ちゃんに追い付きたいけど
全然追い付かなくて
薫ちゃん!
事故に合ったの覚えてる?」
『事故?思い出せないけど
渚は大丈夫か
何ともないか?』
「うんアタシは大丈夫だよ
車に乗ってたのは
薫ちゃんだけで
後ろから追突されたの・・・
覚えてない?」
『思い出せないな
でも渚のことは
ちゃんと分かるから』
笑顔で言ってくれた
いつもの優しい笑顔
アタシが声を掛けると
繋いでた手に力を入れて
握り返してきた
その反応を見てた
父さんが医師を呼びに行った
アタシが泣いてると
薫ちゃんは
アタシの涙を指で拭ってくれた
『渚・・・泣かないで』
薫ちゃんは
震える小さな声で呟いた
『俺 夢見てた
渚が近づいて来るんだけど
俺は動けなくて
何かに縛られてるように
体が動かなくて』
「アタシも同じ夢見たよ
薫ちゃんに追い付きたいけど
全然追い付かなくて
薫ちゃん!
事故に合ったの覚えてる?」
『事故?思い出せないけど
渚は大丈夫か
何ともないか?』
「うんアタシは大丈夫だよ
車に乗ってたのは
薫ちゃんだけで
後ろから追突されたの・・・
覚えてない?」
『思い出せないな
でも渚のことは
ちゃんと分かるから』
笑顔で言ってくれた
いつもの優しい笑顔