ふたつの指輪
(謝ろう。瞳衣に)
理由はどうあれ、俺のやったことはとてもじゃないけど褒められたことじゃない。
意を決して部屋のドアを開けると。
――部屋はもぬけの空だった。
もう夜の12時を過ぎてる。
こんな時間に、一体どこへ?
(まさか、あいつ……)
あいつの店へ?
(しまった――)
俺はもう一度部屋を飛び出した。
理由はどうあれ、俺のやったことはとてもじゃないけど褒められたことじゃない。
意を決して部屋のドアを開けると。
――部屋はもぬけの空だった。
もう夜の12時を過ぎてる。
こんな時間に、一体どこへ?
(まさか、あいつ……)
あいつの店へ?
(しまった――)
俺はもう一度部屋を飛び出した。