私の夢と、彼の事情
「詩って、ポエムのことだったら、好き
 よ?」

私の答えに、幽霊は大きくうなずいた。

「そうそう、そうだろ。それは分かって
 た。さっきの指パッチンね、あれは、
 詩心の少ない人を眠らせてしまうもの
 なんだよ。

 いま君が起きているってことは、君に
 は詩心があるのさ。第一問は、一応
 確認しただけ。じゃあ、第二問!」

あ、第一問、あれでいいんだ。
でも第二問って、何問まであるんだろ?



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