私の夢と、彼の事情
「お題がついている詩なんて書いた事
 ないしなぁ・・。
 今までは、深く考えずに何となく書い
 てたし・・」


そう、私は今まで「考えて」詩を書いた
事がないのだ。

いつだって直感的で、言葉が心から次第
に溢れてきた時にだけ、詩を書いていた。

だが、今回はそうゆう訳にはいかない。

一週間という期限と、書かなければいけ
ないというプレッシャーが重くのしかか
ってきた。

私は、何個目かも分からない、丸めた
紙を床に落とすと深いため息をついた。
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