白と黒。。。後編。


レジの女の子が戸惑いながら対応する



声が震えていた



『あの…お客様…列に…』



『ハァ!?』



バンッ



男は荒々しくカウンターを叩いた



そして何食わぬ顔でメニューを指差した



『これ3つ!』



そう言うと男はお金をカウンターに置いた



『いや…あの…』



女の子は今にも泣き出しそうだった



周りで見ていた高校生もすぐ後ろのサラリーマン風のおじさんも見て見ぬ振りだった



そんな周りの反応や男達に絢香は今にもキレだしそうだった



………
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