白と黒。。。後編。


『いい加減しつけんだよ!』



ジャスミンのメンバー達は休む間もなく暴行を続けていた



しかし次第に立場が逆転し始めた



いくら暴行を加えても、まるで機械のように立ち上がる風哉に怯え始めたのだ



『ねぇ!ルールを守る事は恥ずかしい事じゃない。本当は解ってるでしょ?』



風哉は乱れる髪をかき揚げキッと強い眼差しで見つめた



『う…うるせー!解んねえよ!』



一人の女が腰に挿していた警棒に手を掛け力いっぱい振り上げた



………
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