白と黒。。。後編。


風哉が抱きしめる腕を振りほどいた



『…え?』



絢香は驚いて言葉を失った



その瞬間、風哉が振り返り絢香の唇を奪ったのだ



絢香は驚きのあまり目を見開いたままだった



そして数秒後、優しく重なり合った唇がゆっくりと離された



『ごめん…』



風哉が言った



『ううん。』



放心状態の絢香が首を横に振った



『じゃあまた明日な!』



『うん…おやすみ。』



そして風哉は帰って行った



………
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