白と黒。。。後編。


部屋に入った絢香はベッドに倒れ込んだ



天井を見つめたまま人差し指で唇をなぞる



まだ熱を帯びた唇が現実だと教えてくれた



自然と表情がニヤける



鏡に映る少女のような笑みに絢香は枕に顔を埋めた



『も〜なんなのよ…』



絢香は恥ずかしさと嬉しさが混じり合った感情を抑えれなかった



携帯に手を伸ばしリダイアルを開く



そしてカーソルを"風哉くん"に合わせた



『遊んでるよな〜…』



………
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