白と黒。。。後編。
テーブルに広げられた物に絢香は息を飲んだ
触らなくても解る程の鋭利なナイフ
いかにも頑丈そうなロープ
絢香の中にあった疑問が繋がった
『やっぱりか…』
絢香は悲しげに溜め息を吐いた
そこに好江が追い付く
『お前に関係ないだろ…』
『関係あるよ。玲子も好江もクラスメイトだから』
絢香が振り向いて言った
『お前みたい優等生の出る幕じゃないって…』
好江が怪訝そうに呟く
………
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