白と黒。。。後編。
『あの…仲間に入れてください。』
(理由は?)
香織は言った
仲間になりたいと電話してくる者に対して必ずする質問らしい
絢香の情報通りだった
『えっと…やっぱ威張りたいし…ムカつく奴ら黙らせたいし…』
好江は戸惑いながらノートに書かれた文字を読んだ
(もういい。)
『え…?』
好江はしまったと言わんばかりに表情を歪め絢香に目を向けた
しかし絢香はニコッと微笑み落ち着いていた
好江も息を飲み香織の言葉を待った
………