白と黒。。。後編。


『あの…仲間に入れてください。』



(理由は?)



香織は言った


仲間になりたいと電話してくる者に対して必ずする質問らしい


絢香の情報通りだった



『えっと…やっぱ威張りたいし…ムカつく奴ら黙らせたいし…』



好江は戸惑いながらノートに書かれた文字を読んだ



(もういい。)



『え…?』



好江はしまったと言わんばかりに表情を歪め絢香に目を向けた



しかし絢香はニコッと微笑み落ち着いていた


好江も息を飲み香織の言葉を待った




………
< 47 / 356 >

この作品をシェア

pagetop