白と黒。。。後編。
『いや…そんな大金…持ってないです…』
怯える好江に直美は更に声を荒げた
『ふざけんなよ!すぐに用意しろや!』
『そんな…』
好江は戸惑っていた
こんな想定外な事に対応できない
『待っててやるからツレにでも借りろ!』
直美は言った
好江はすぐさま絢香に電話を掛けた
『もしもし…』
(どうしたの?)
『あ…あの…お金貸してくれないかな…?』
好江の尋常じゃない焦り方に絢香は状況を把握した
………