恋?愛?
会話の相手は

『ありえねぇ…』

って返していたみたいだった。


私は共感しつつ一人頷いていた。


次の駅で降りる私は、共感できる声の主を見られるか期待しながら、程よく押し潰れている。


《プシュー》

目の前のドアが開いて身体に開放感ができた時

周囲を素早く見た


多分あの人達だというところ迄は確認。

でも…


「どっちだろ?」


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