ずっと、ともだち。
そしたらね、ママがやってきて
ぼくをぎゅっとだきしめたの。
「チムニーは、あなたといっしょにいて、しあわせだったとおもうわ。
あなたもしあわせだったでしょう?
だったら、えがおでてんごくにおくってあげなきゃ。」
「やだ!やだ!
どうしてジムニーもチムニーも、ぼくをおいていっちゃうの?」
ぼくはなきながら、ママをみあげた。
「ジムニーとチムニーは、てんごくであなたのことをみまもっているわ。
それに、はなればなれになっても、
こころはここに。」
そういって、ママはぼくのむねをゆびさしたんだ。
「ここに…?」