君の声
百合ちゃんはある人のことが気になっているといった。

学校のミスターだった。

私も素直にかっこいいと思ったし、百合ちゃんにお似合いだと思った。

頑張って欲しくて、私に出来ることは何でもした。

でも、百合ちゃんは何でも自分でやってしまう。

すごい、かっこいい。

気になるといってから少したって、メールアドレスをもう知っていた。

この行動力真似したい。

違う。

この行動力は私にもあった。確かにあった。いつからだろう。

自分に自信がなくなったのは。
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