君の声
違う。恋をしていないのかもしれない。

心から好きだと思える人に出会いたいと思っていた。

私の王子様はどこなんだといつも考えていた。

百合ちゃんは私に言った。

「さらちゃんは好きな人いないの?」

私は正直に言った。今までのことを。本気で好きになれない自分の事を。

さらちゃんは早く現れるといいねと私に言ってくれた。

私は素直にうれしかった。

自分をかわいくしたいと思った。

自分磨きしたいって思った。
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