Magic Academy ~禁書に愛された少女~
使い魔
「おまたせ!ごめんね!」
そらの声にうみとドルイドが手をひらひらとさせながらおはよう、と挨拶をしてきた。ふと、うみたちの手に小さな何かがいるのに気づく。
「ね、それ何?」
うみの手には、小さなねずみのようなものが、ドルイドの手には小さな羽のついたぶたのようなものがいる。
「昨日、うみと2人で契約したんだよ。な?」
ドルイドが得意げに言うと、うみもあぁ、と大きく頷いた。
「先輩達に教えてもらってさ。今、アッシュも契約してるところだ」
うみに言われて、アッシュの方を見ると、なにやら呪文を唱えて、魔方陣の前に手をかざしていた。
「-----コントラクト」
アッシュの言葉に反応するかの様に、魔方陣が光りだす。ボッと青い炎が、魔方陣の中心でともったかと思うと、小さな蛇が姿を現した。
「おぉ!可愛いな、そいつ!なんて名前なんだ?」
真っ白な細くて小さな蛇を、うみが覗き込むと、蛇は驚いてアッシュの腕をつたい、肩の方へと逃げていく。
「もう、パールがびっくりしてるじゃない。驚かさないであげてよね」
くすくすと笑いながら、アッシュがパールを撫でると、パールはくりっとした目を細めてアッシュにすりよってきた。
「いいなぁ、可愛い!」
そらが羨ましそうに言うと、うみがそらもやってみれば?と勧めてきた。やってみたい気持ちは大きいのだが、自分では成功しないのではないかと、そう思うと少し躊躇われた。
「とにかく、何事もやってみねーとわかんないって!ほらほら」
うみが簡単に呪文を教えてくれる。そらはそれをふんふんと聞くと、魔方陣の前に座って、魔方陣に手をかざした。
そらの声にうみとドルイドが手をひらひらとさせながらおはよう、と挨拶をしてきた。ふと、うみたちの手に小さな何かがいるのに気づく。
「ね、それ何?」
うみの手には、小さなねずみのようなものが、ドルイドの手には小さな羽のついたぶたのようなものがいる。
「昨日、うみと2人で契約したんだよ。な?」
ドルイドが得意げに言うと、うみもあぁ、と大きく頷いた。
「先輩達に教えてもらってさ。今、アッシュも契約してるところだ」
うみに言われて、アッシュの方を見ると、なにやら呪文を唱えて、魔方陣の前に手をかざしていた。
「-----コントラクト」
アッシュの言葉に反応するかの様に、魔方陣が光りだす。ボッと青い炎が、魔方陣の中心でともったかと思うと、小さな蛇が姿を現した。
「おぉ!可愛いな、そいつ!なんて名前なんだ?」
真っ白な細くて小さな蛇を、うみが覗き込むと、蛇は驚いてアッシュの腕をつたい、肩の方へと逃げていく。
「もう、パールがびっくりしてるじゃない。驚かさないであげてよね」
くすくすと笑いながら、アッシュがパールを撫でると、パールはくりっとした目を細めてアッシュにすりよってきた。
「いいなぁ、可愛い!」
そらが羨ましそうに言うと、うみがそらもやってみれば?と勧めてきた。やってみたい気持ちは大きいのだが、自分では成功しないのではないかと、そう思うと少し躊躇われた。
「とにかく、何事もやってみねーとわかんないって!ほらほら」
うみが簡単に呪文を教えてくれる。そらはそれをふんふんと聞くと、魔方陣の前に座って、魔方陣に手をかざした。