禁じられた遊び
教室のドアが開いた
え?
足音が聞こえなかったのに
あたしは制服のワイシャツを引っ掴むと、露わになっている胸を隠した
カチッと音と供に、蛍光灯の明かりが教室に広がった
ど、どしよう!
とりあえず胸だけは隠した
でも下半身は隠しきれていない
明るい部屋になって、あたしは初めて気がつく
制服が悲惨な結果になっているのに
良太郎の精液だらけで、スカートもパンツも汚れていた
「ああ?」
ひどく不機嫌な声が教卓のほうから聞こえてきた
あたしは声の主の顔を確認した
漆黒の髪が、羨ましいくらい真っ直ぐに眉にむかって落ちている
前髪以外はすべて後ろに軽く流してあった
縁無し眼鏡の奥に、髪と同じ漆黒の瞳があたしを見ていた
頭からつま先まで、あたしを見てから、何事もなかったように自分の机に向って歩き出した
左耳だけに2つのピアスをしている
エメラルドの石のピアス
ルビーの石のピアス
それぞれの穴にいれている
「くだらねえ」
あたしに背を向けて、椅子に座ると学生鞄に入っている携帯を出していじり始めた
え?
足音が聞こえなかったのに
あたしは制服のワイシャツを引っ掴むと、露わになっている胸を隠した
カチッと音と供に、蛍光灯の明かりが教室に広がった
ど、どしよう!
とりあえず胸だけは隠した
でも下半身は隠しきれていない
明るい部屋になって、あたしは初めて気がつく
制服が悲惨な結果になっているのに
良太郎の精液だらけで、スカートもパンツも汚れていた
「ああ?」
ひどく不機嫌な声が教卓のほうから聞こえてきた
あたしは声の主の顔を確認した
漆黒の髪が、羨ましいくらい真っ直ぐに眉にむかって落ちている
前髪以外はすべて後ろに軽く流してあった
縁無し眼鏡の奥に、髪と同じ漆黒の瞳があたしを見ていた
頭からつま先まで、あたしを見てから、何事もなかったように自分の机に向って歩き出した
左耳だけに2つのピアスをしている
エメラルドの石のピアス
ルビーの石のピアス
それぞれの穴にいれている
「くだらねえ」
あたしに背を向けて、椅子に座ると学生鞄に入っている携帯を出していじり始めた