禁じられた遊び
「涼元さんを殺すのに、金に困ってるやつを雇っただろ?
事故に見せかけるように
克波の母の場合は貴方が直接手を下した
自殺に見せるように
目撃者がいて…それも金を握らせましたよね?
金って便利ですよね
口を封じられますから
でも金で繋がられた関係は、脆いって知ってました?」
「なんだと?」
「犯罪で積み上げた栄光なんて、虚栄の世界だ
簡単に壊れる
力でねじ伏せて得た権力など、権力じゃない」
終わりだな
九条克海も……
「何が目的だ?
小花か?
お前、小花に惚れているんだろ?
知っているんだぞ
小花とお前の関係を」
「だから?」
今度は俺を脅すつもり?
俺があんたみたいな男に屈すると思っているのか?
馬鹿なやつだな
勝てない勝負はしないんだ、俺は
勝てるから勝負をする
「は?」
「小花を抱いたのには、意味はない
金がとれないから、体で払ってもらったまでだ
女の利用価値は、あんたが一番知っているはずだ
女の中に入って、気持ち良ければそれでいい
そうだろ?」
馬鹿らしい会話だ
「九条家のルールなんて俺には関係ない
あんたの会社、俺の好きなようにさせてもらう
1時間、あんたに時間をやるよ
逃げるなら、逃げろ
自殺するなら、しろ
警察に命を守ってもらいたいなら、守ってもらえ」
俺は茫然と立ち尽くす克海に背を向けた
「殺人の証拠を隠したいなら、隠してもいいぜ
俺には他の切り札のあるから
1時間、じっくり考えるといい」
逃げようとしても、逃げられないが・・・な
罪が重くなるだけだ
事故に見せかけるように
克波の母の場合は貴方が直接手を下した
自殺に見せるように
目撃者がいて…それも金を握らせましたよね?
金って便利ですよね
口を封じられますから
でも金で繋がられた関係は、脆いって知ってました?」
「なんだと?」
「犯罪で積み上げた栄光なんて、虚栄の世界だ
簡単に壊れる
力でねじ伏せて得た権力など、権力じゃない」
終わりだな
九条克海も……
「何が目的だ?
小花か?
お前、小花に惚れているんだろ?
知っているんだぞ
小花とお前の関係を」
「だから?」
今度は俺を脅すつもり?
俺があんたみたいな男に屈すると思っているのか?
馬鹿なやつだな
勝てない勝負はしないんだ、俺は
勝てるから勝負をする
「は?」
「小花を抱いたのには、意味はない
金がとれないから、体で払ってもらったまでだ
女の利用価値は、あんたが一番知っているはずだ
女の中に入って、気持ち良ければそれでいい
そうだろ?」
馬鹿らしい会話だ
「九条家のルールなんて俺には関係ない
あんたの会社、俺の好きなようにさせてもらう
1時間、あんたに時間をやるよ
逃げるなら、逃げろ
自殺するなら、しろ
警察に命を守ってもらいたいなら、守ってもらえ」
俺は茫然と立ち尽くす克海に背を向けた
「殺人の証拠を隠したいなら、隠してもいいぜ
俺には他の切り札のあるから
1時間、じっくり考えるといい」
逃げようとしても、逃げられないが・・・な
罪が重くなるだけだ