禁じられた遊び

小花Side

「ん…んっ…」

「声、出せよ」

ラブホテルの一室

私、こと
涼元 小花(すずもと こはな)と
私の主である九条 克波(くじょう かつは)が激しく抱き合っていた

興奮した二人の体は汗ばみ、息も荒い

「か…つ、はぁ…あっ、中は…ダメ」

私は、動きが激しくなった克波の胸を押した

克波は私の中に出す気だ

私の中で、快楽の頂点に達しようとしている


「いいだろ」

「ダメ」

克波の頬を伝う汗が、私の瞳の中に入る

克波の腰の動きがさらに激しさを増す

ダメ
絶対にダメだよ!

私の茶色のストレートな髪は、激しく乱れた

大きく上下に動き、時折私の紅潮した頬を隠した

小花は左右に首を振ると、うるんだ瞳で克波の動きを止めようと必死に手を伸ばした

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