禁じられた遊び
私はとりあえずおぼんを持って、会長室に入った
「これ、どうぞ」
お盆ごと、小山内君の机に置いた
どんっと音がすると、紅茶が受け皿に少しこぼれる
それを見た小山内君が、視線をあげた
「小花?」
「甘いモノ、嫌いだった?
私、邪魔なら生徒会、辞めるけど?」
「どうしたんだ?」
なによ、白々しい
桃香ちゃんと克波が仲良くしているところを見て、イライラしてたくせに
桃香ちゃんがいいなら、どうしてキスなんかするのよ
「転校生ってそんなに魅力的?」
「は?」
小山内君が首をかしげた
「誰も私のクッキーを食べないで…桃香、桃香って…」
「珍しい
小花でも嫉妬するんだ」
小山内君が立ち上がって微笑んだ
「だから何よ」
「可愛いなって思って」
小山内君が私の前に立つと、腰に手をまわしてきた
「からかわないで!」
「からかってない」
小山内君はあいている手でクッキーを掴むと、歯ではさんだ
歯でクッキーを挟んだまま、私の唇にクッキーをいれる
「一緒に食べよ」
「ずるい」
ぱきんとクッキーが二つに割れ、それぞれの口の中に入る
そのまま私と小山内君は、舌を絡ませてキスをした
「これ、どうぞ」
お盆ごと、小山内君の机に置いた
どんっと音がすると、紅茶が受け皿に少しこぼれる
それを見た小山内君が、視線をあげた
「小花?」
「甘いモノ、嫌いだった?
私、邪魔なら生徒会、辞めるけど?」
「どうしたんだ?」
なによ、白々しい
桃香ちゃんと克波が仲良くしているところを見て、イライラしてたくせに
桃香ちゃんがいいなら、どうしてキスなんかするのよ
「転校生ってそんなに魅力的?」
「は?」
小山内君が首をかしげた
「誰も私のクッキーを食べないで…桃香、桃香って…」
「珍しい
小花でも嫉妬するんだ」
小山内君が立ち上がって微笑んだ
「だから何よ」
「可愛いなって思って」
小山内君が私の前に立つと、腰に手をまわしてきた
「からかわないで!」
「からかってない」
小山内君はあいている手でクッキーを掴むと、歯ではさんだ
歯でクッキーを挟んだまま、私の唇にクッキーをいれる
「一緒に食べよ」
「ずるい」
ぱきんとクッキーが二つに割れ、それぞれの口の中に入る
そのまま私と小山内君は、舌を絡ませてキスをした