先生、この気持ちはどうすればいいですか?
「変な趣味って、
どんな趣味ですか?」

わざと真顔で聞き返す。


「それは……
その……」

「本気で悩まなくて
いいですよー。
先生が私のことからかうから、
仕返ししてみました」



「ん……
からかったわけじゃ、
ないんだけどな」

低めのトーンに、
今度は私が動揺した。


「もうこの話はやめましょう!
そうだ、
このボールペン
見てください」
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