先生、この気持ちはどうすればいいですか?
遠い背中
「すげぇ、
4組とかなり距離あるぞ」
「駆、予選のときより
速くなってね?」
「星野君頑張れー!」
クラスリレー決勝戦。
駆にバトンが渡った時点で、
うちのクラスは3位だった。
隣のクラスには、
半周差をつけている。
けど、先輩はやはり速くて、
追いつけるわけが……。
「3位保守」
そんな言葉が頭に浮かんだ。
「えっ?」
目を疑った。
先輩二人との差、
ぐんぐん縮まってる。
駆の方が速い……?
「よっしゃあーー!」
「抜いた!?」
4組とかなり距離あるぞ」
「駆、予選のときより
速くなってね?」
「星野君頑張れー!」
クラスリレー決勝戦。
駆にバトンが渡った時点で、
うちのクラスは3位だった。
隣のクラスには、
半周差をつけている。
けど、先輩はやはり速くて、
追いつけるわけが……。
「3位保守」
そんな言葉が頭に浮かんだ。
「えっ?」
目を疑った。
先輩二人との差、
ぐんぐん縮まってる。
駆の方が速い……?
「よっしゃあーー!」
「抜いた!?」