先生、この気持ちはどうすればいいですか?
「位置に着いて、
よーい……」

パァン!



「フライングです!
全員スタート地点に
戻ってください」


「うわぁ、
ウチらの主任じゃん。
最悪」

「ある意味さすがだね」

「うん……」



ヒゲ主任なんて
どうでもいい。

さっきから
一人で黙々と
ストレッチを続ける
優作先生。


「もういいんじゃないっすか?
どーせ1位なんだから」

三好先生が
ちょっかいをかけている。


「どーせ1位」
ってことは、
優作先生速いんだ。
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