先生、この気持ちはどうすればいいですか?
「どうしたー?」

くっと首をかしげて、
私の目を見つめる先生。



ドクン。



「私のクラスで、
文化祭のシフトが
配られたんです。
それが部活の発表と
被っちゃってて……」



優作先生なら
告げ口にもならないし、
いいよね……。


ただ、慰めてほしかった。




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