あいの手紙




夕暮れの教室。



そこには、私と彼しかいなくて・・・





突然に彼の体温に包まれた私。





って自分で言ってて恥ずかしすぎる!!


よく考えてみたら、私あの時全身びしょ濡れだったし、それってどうよ!?
ある意味エロチック?
なんてポジティブに考えてもいいのか・・・
なんてくだらないことを考えていて、


完全



自分の世界に入り込んでしまっていた。







またも彼を困らせているのがその表情から見てアリアリとわかる。





「私、全然気にしてないから!」






彼をこれ以上困らせないように元気よく言ったつもりだったのに・・・



なんだか

彼の表情はさっきよりも



晴れていないように見えるのは




私だけなんだろうか。




< 58 / 180 >

この作品をシェア

pagetop