Replicant・Lover's-L No.5 夏の番外編
俺はひとつ舌打ちをして、エアコンのリモコンに手をかけた。
「温度上げてやる代わりに、ひとつ俺の言う事聞けよ」
「……『言う事』ってなんですか?」
ミキが恐る恐ると言った感じで、俺の様子を上目遣いで窺ってくる。
「温度上げてやる代わりに、ひとつ俺の言う事聞けよ」
「……『言う事』ってなんですか?」
ミキが恐る恐ると言った感じで、俺の様子を上目遣いで窺ってくる。