アルハズナイコト
「…仮にアンタがソレだったとして」
「仮じゃないけど」
「信じろって言われて信じる人はいないっつの」
「なぜ?」
「急にはムリでしょう!?」
「やっぱり信じてくれないか」
「ってか別に信じさせなくてもよくない?」
「扱いがヒドくなる危険性がある。それに、納得させなきゃ そちらが困るだろ?」
「…納得するまでやるの?」
「それがルールだ。行くぞ」
「ハ!?ルールって、ゲームじゃないんだからっってかどこに!?」
「キャクとして、空間移動の旅に出よう」
彼は…ユウキは私の手を引いて
扉の向こうへ行こうとする
待って!!この扉
結局どこから出てきたの!?