輝きの風
「僕がなんでやんなきゃいかんのっ?
大体フルート吹きが低音やるってどうよっ
まぢあほっしょっ。」

帰り道この話を聞いてくれてるのは

クラリネットの
翔子

トランペットの


バリトンサックスの美歩

フルートの
沙織

ちなみに僕がマシンガントークは
言いたいだけ言わせなきゃ止まらないことを良く知っている。

「てか1年にやらせればいいのにね」
翔子が苦笑気味に

「やっぱり息の入れ方全然ちがうよねぇ。」
愛が心配そうに

「バスチームへようこそ。」
美歩が楽しそうに
意地悪そうに

「フルート3年私だけかぁ…でも頑張るね」
沙織が自分のことを心配しながら



言っていた…。
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