キミの隣は特別席Ⅱ

学校から帰ってきて、言われた通りパーティードレスに着替えた。

メイクも変えないとなぁ

そんな時、玄関からドアをあける音が聞こえた。

もう優一帰ってきた?

寝室を出て急いで玄関に向かった。

「おかえり、優一!」

「わぁ!?あっ、ただいま」

なんだろ?結構びっくりしたみたい。
珍しいなぁー

「何時に出るの?」

「6時半ぐらい」

よし!まだ時間ある。化粧しよ!




優一はリビングで何か悩んでいるみたい。

ホント珍しい


「優一、もう時間だよ?」

「あっ、そうだな」

「何かあったの?」

おかし過ぎる…

「…何もないよ。早く行こう」

自動車の鍵を持って、先に部屋を出ていった。




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