キミの隣は特別席Ⅱ
翌日、お昼すぎに俺の実家を出た。これから向かう先はマナの実家。
順番は狂ったけど今日は挨拶しないと…
「なぁ…マナ」
車を運転してる俺の横でマナはうとうとしている。
「ん?」
「遅くなったけど今日、マナの両親に挨拶するから」
「なんの挨拶?」
こいつ馬鹿?それとも寝ぼけてるのか?
「結婚の」
「えっ!?してないっけ?」
「した覚えてない。しかもマナのお父さんとは同棲の許可貰った日以来あってない。仕事の都合上」
「そうだったね」
話しをしていたらいつの間にかマナの家についた。
「あけましておめでとう!」
玄関から勢いよく慧くんとりんさんが出てきた。その後ろからりんさんの旦那さん。
「「あけましておめでとうございます。」」
「早く上がって!父さんたち待ってるよ!」
りんさんにそう言われてリビングに通された。
「あけましておめでとうございます。」
マナの両親はソファにそろって座っていた。
「あけましておめでとう。今年もよろしくね。」
とにこやかに言う義母さん。
「他に私たちに言うことないのかい?」
遅くなったから怒ってるんだろう…
「遅くなってすみません。」
マナの両親の前に、2人並んで座った。空気を呼んだのかりんさんたちは部屋から出て行ってくれた。
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順番は狂ったけど今日は挨拶しないと…
「なぁ…マナ」
車を運転してる俺の横でマナはうとうとしている。
「ん?」
「遅くなったけど今日、マナの両親に挨拶するから」
「なんの挨拶?」
こいつ馬鹿?それとも寝ぼけてるのか?
「結婚の」
「えっ!?してないっけ?」
「した覚えてない。しかもマナのお父さんとは同棲の許可貰った日以来あってない。仕事の都合上」
「そうだったね」
話しをしていたらいつの間にかマナの家についた。
「あけましておめでとう!」
玄関から勢いよく慧くんとりんさんが出てきた。その後ろからりんさんの旦那さん。
「「あけましておめでとうございます。」」
「早く上がって!父さんたち待ってるよ!」
りんさんにそう言われてリビングに通された。
「あけましておめでとうございます。」
マナの両親はソファにそろって座っていた。
「あけましておめでとう。今年もよろしくね。」
とにこやかに言う義母さん。
「他に私たちに言うことないのかい?」
遅くなったから怒ってるんだろう…
「遅くなってすみません。」
マナの両親の前に、2人並んで座った。空気を呼んだのかりんさんたちは部屋から出て行ってくれた。
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