キミの隣は特別席Ⅱ

本当にきちゃったよ…



もともとパスポート持ってたからよかったけど…



昨日、雪音ちゃんたちが言ってから、勝手にあたしの親に言って、すぐに荷物の準備された。
松堂んちの飛行機でアメリカに







「今日はもう、遅いから…明日にしよう」

松堂が車に乗り込むとすぐに言った。

「そうだね…」

と時差ボケしている雪音ちゃんが言った。


「どこに泊まるの?」

と松堂に尋ねた。

「雪音んちの別荘兼仕事場の家だよ。」

そうなんだ…もう、最近じゃあ驚かなくなってきた…慣れてきたかも

「そうなんだ」



「別荘に行く前に何か食べようか?」

と松堂。

「うん…よく行くところでいいんじゃない?」

と雪音ちゃんが欠伸をしながら言う。


いつも行くところって…なんだか高そう…





すぐに雪音ちゃんたちがアメリカに来たらよく行くというレストランに着いた。


「実はね、ここのレストラン春沢の…」

雪音ちゃんの言葉が急に止まった。そして、どこかを見ている…




その視線を追うと…






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