キミの隣は特別席Ⅱ

「ちょっとまって!」

アンナさんが声を上げた。

「何?」

「待って!わかったわ…優一のこと諦めたらいいんでしょ?」

「そうだよ」

優一がニコっとして言った。



「またアメリカで会ったら話しかけて下さい。」

アンナは人が変わったかのように礼儀正しく挨拶をした。

すぐにアンナが帰った。






小さい台風が去ったみたい…







.
< 31 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop