キミの隣は特別席Ⅱ
優一side
兄貴呼ばれてからマナの様子が変だ!
兄貴と何を話した?
もうすぐ学校が休みに入る。
学科が違えばなかなか学校では会えない。
「優一?」
「何だよ?」
樹が声をかけてきた。
「マナちゃんとなんか会った?」
「何も、ただあいつの様子がおかしいだけ。佐原にも聞いたけど何も知らないって。」
「優輝兄さんに言われたんじゃない?いろいろと…」
「だろうけど…あいつは絶対俺の側を離れないよ」
「凄い自身だね」
樹が心配そうに言う。他にも何か言いたそうに
「何かあるのか?」
「ちょっとあっちで噂になってることなんだけど優一とあの北杜のお嬢さんと婚約するって噂が流れてんだけど?」
北杜って…北杜財閥の…?聞いたこと無いぞ!!
「俺、知らないぞ…なんだよその噂。」
「やっぱり、勝手に進められてるかも知れないよ?」
「兄貴たちが俺の許可なしでするわけが…」
「無いとは言い切れないよね?」
黙ってしまった俺の後で樹が付け足した。
「あぁ…今から電話してくる。」
講義が始まるのに外に出た。電話するのはもちろん兄貴。
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兄貴呼ばれてからマナの様子が変だ!
兄貴と何を話した?
もうすぐ学校が休みに入る。
学科が違えばなかなか学校では会えない。
「優一?」
「何だよ?」
樹が声をかけてきた。
「マナちゃんとなんか会った?」
「何も、ただあいつの様子がおかしいだけ。佐原にも聞いたけど何も知らないって。」
「優輝兄さんに言われたんじゃない?いろいろと…」
「だろうけど…あいつは絶対俺の側を離れないよ」
「凄い自身だね」
樹が心配そうに言う。他にも何か言いたそうに
「何かあるのか?」
「ちょっとあっちで噂になってることなんだけど優一とあの北杜のお嬢さんと婚約するって噂が流れてんだけど?」
北杜って…北杜財閥の…?聞いたこと無いぞ!!
「俺、知らないぞ…なんだよその噂。」
「やっぱり、勝手に進められてるかも知れないよ?」
「兄貴たちが俺の許可なしでするわけが…」
「無いとは言い切れないよね?」
黙ってしまった俺の後で樹が付け足した。
「あぁ…今から電話してくる。」
講義が始まるのに外に出た。電話するのはもちろん兄貴。
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