キミの隣は特別席Ⅱ

変化

優一side

俺とマナの同居は一端保留になった。


「へ~北海道に行ってたんだ」

学校が始まり、昼ごはんはいつものメンバーでくだらない話をする。

「樹はどこ行ってたんだ?」

「俺は雪音とニューヨークで正月を過ごしたけど」

「あっそ…」

こいつらはいつもラブラブだな…

「そーそー優一」

マナがパスタを食べながら言う

「なんだよ?」

「春沢が経営してるホテルの面接受けようと思ってるんだけど!」

マナがいきなりそんなことを言った。

「はぁ!?」

俺んとこのホテル…

「だめ?」

マナにさせたいことを今させとくべきだよな…

「いいけど…」

でも、若干納得いかない…

「よかった。2人ともは就活しなくていいわね!」

マナが羨ましそうに言った。



「ほかどこ受けるの?」

樹がマナに尋ねた。

「あたし、お父さんみたいになるのが夢なの!だからホテルの就職情報探してるの!」

マナの夢を応援しないとな!




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