キミの隣は特別席Ⅱ
「引っ越し終了!!」
マナがソファーに転がった。
「とっても広いのね…驚いちゃった!」
空いているソファーに座りながらマナの母親が言った。
「使ってない部屋の方が多いですよ。」
と苦笑いをしながらアイスティーを出した。
「ありがとう」
しばらくして、お母さんは帰って行った。
「これで毎日マナに会えるな。」
俺はマナの隣に座った。
「そ、そうだね!」
緊張してるな
マナの顎をもち、顔を近づけたその時!
ピンポーン
玄関のチャイムが鳴った。
いい時に!誰だよ!?
「ちょっとお預けだな」
顔を真っ赤にしているマナを見ながら言った。
インターホンを見ると、佐原と雪音、樹がっていた。
「お祝いにきたよ!!」
とワインのボトルを見せた。
ただ飲みたいだけじゃねーか!
ロックを解除して、樹たちを中に招いた。
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